AIに競馬予想をさせて、最初に必ず困ること
AIに競馬予想をさせようとすると、
ほとんどの人が最初に同じ壁にぶつかる。
それは、
「まだ確定していないレースなのに、
過去のレースの出走馬を“それっぽく”出してくる」
という現象だ。
月曜日に「今週末のレース」を聞くと起きる問題
例えば、月曜日にこんなプロンプトを出す。
今週末の日曜日に行われる〇〇レースについて
情報を集めて予想してほしい
するとAIは、一見それらしい回答を返してくる。
しかしよく見ると、
- 去年の〇〇レースに出走していた馬
- すでに引退している馬
- 今年は出走予定のない馬
が、普通に混ざっている。
なぜAIは「過去の馬」を出してしまうのか
これはAIのミスというより、
AIの仕組み上、ほぼ必ず起こる現象だ。
理由はシンプルで、
- 月曜日時点では
出走馬・枠順・騎手がまだ確定していない - AIは「空白」を嫌う
- そのため
過去の同名レースの情報を使って補完する
つまりAIは、
「今年の情報が無いなら、
過去の〇〇レースを参考にして答えよう」
という行動を取ってしまう。
これは「嘘」ではなく「補完」
ここが重要なポイント。
AIは、
「意図的に嘘をついている」わけではない。
あくまで、
- 文脈を成立させるため
- それっぽい答えを返すため
に、過去データを流用しているだけだ。
だから、初心者ほど
AIすごい!
→ よく見たら全然違う…
という状態に陥りやすい。
競馬予想でAIを使うときの大前提
ここで一つ、大事な前提を押さえておきたい。
AIは「確定情報を知っている存在」ではない。
特に競馬では、
- 出走馬確定
- 枠順確定
- 騎手確定
- 馬場状態
これらが揃う前に予想させると、
高確率で過去の情報が混ざる。
だから人間の役割が必要になる
この問題を回避するためには、
- どの情報が「未確定」なのか
- どこからが「人間が渡すべき情報」なのか
を理解した上で、
AIに役割を限定して使う必要がある。
AIは予想家ではなく、
**「考えを整理する道具」**だ。
このブログでは何をしていくのか
このブログでは、
- AIに丸投げしない競馬予想
- 人間の経験とAIの分析をどう組み合わせるか
- 予想がブレないプロンプトの作り方
を、実際のレース検証を通して書いていく。
