こんにちは!野球も大好きなダビです 多趣味ですいません笑
昨日のWBC「韓国 vs オーストラリア」戦、皆さんは見ましたか?
試合の後半、実況も解説も、そしてSNSのタイムラインも**「あと何点取ればいいの!?」「いや、これ1点でも取られたら終わるぞ!」**と、野球を見ているのか数学のテストを解いているのか分からない大パニックになっていましたよね(笑)。
実は今回のWBC、圧倒的な強さで1位抜けした侍ジャパンの裏側で、**「韓国・オーストラリア・台湾」の3チームによる、とんでもなく複雑な2位争い(三つ巴の戦い)**が起きていたんです。
「ニュースを見てたけど、計算がややこしすぎてよく分からなかった…」という方のために!
今日は数学が大の苦手な私でも分かるように、この「魔の2位争い」のカラクリと、なぜあんな奇跡が起きたのかを中学生にもわかるレベルで超シンプルに解説します!
なぜ「勝ったチームが上」じゃないの?(恐怖の三つ巴)
まずは状況の整理から。
昨日試合をする前、日本以外の3チーム(韓国・豪州・台湾)は、みんな「2勝2敗」で横並びになっていました。
普通なら「直接対決で勝った方が上!」となりますよね。でも今回は、
• 韓国はオーストラリアに勝った
• オーストラリアは台湾に勝った
• 台湾は韓国に勝った
という、**「全員がグー・チョキ・パーで引き分けになっている状態(三つ巴)」**だったんです。
ジャンケンなら「もう一回!」と言えますが、国際大会で全チームがもう一試合やるわけにはいきません。
そこで登場するのが、WBC特有の**「失点率(しってんりつ)」**という悪魔のルールです。
中学生でもわかる「失点率」の例え話
失点率の正式な計算式は『(並んだチーム同士の対戦における)総失点 ÷ 守備イニング(獲得したアウトの数)』なんですが……はい、もうここで頭が痛くなりますよね。忘れましょう。
もっと簡単に言います。
要するに**「お互いに戦った試合の中で、一番『ダメージ(点)を食らわなかった』のは誰?」**というランキングです。
ゲームで例えるなら、3人で同じボスに挑んで、全員「クリア(1勝)」はしたけど、順位を決めなきゃいけない。じゃあ**「HPが一番減ってない(ダメージを受けていない)人を1位にしようぜ」**というルールです。
野球に置き換えると、**「1イニング守るごとに、平均して何点取られちゃったか」**を計算して、その数字が一番小さい(=守備がカチカチだった)チームが勝ち抜けになります。
台湾の祈りと、韓国に課された「無理ゲー」
さて、ここで面白く(そして残酷に)なってくるのが、**「台湾」**の存在です。
台湾はすでに全試合を終えていて、自分たちの「ダメージ率(失点率)」が確定していました。あとは昨日行われた「韓国 vs オーストラリア」の結果を、テレビの前で祈りながら見るしかなかったんです。
「どっちが勝つにしても、ボコボコに点を取られ合って共倒れしてくれ…!そうすれば俺たちのダメージ率が一番マシになる!」と。
一方で、韓国は絶望的な状況からのスタートでした。
試合前の時点でダメージ率が一番悪かった韓国が、豪州と台湾をごぼう抜きして2位に滑り込むためには、とんでもないミッションをクリアする必要がありました。
それが、**「オーストラリアに5点差以上をつけて大勝し、なおかつ自分たちは2点までしか取られてはいけない」**という条件です。
• 点を取れば「ダメージ率」の順位が上がる。
• アウトを1つ取る(守備の時間を長くする)だけでも、分母が大きくなって率が良くなる。
• でも、1点でも取られたら、一気に台湾に逆転されて自分たちが敗退する。
これが、昨日の試合後半で起きていた**「勝ってるのに、1点取られただけで韓国が絶望の淵に立たされる」**という異様な空気の正体だったんです。
そして起きた奇跡の「7-2」
結果は皆さんご存知の通り、韓国が9回に執念の犠牲フライで追加点を奪い、ドンピシャの「7-2」で勝利。数式の上でだけ存在するような細い細い糸をたぐり寄せて、見事に2位通過を決めました。
普通のプロ野球なら、点差が開いたら「今日はもう負けでいいや」と控えの投手を出すこともあります。でも、WBCでは**「無駄に取られた1点」が、最後の最後で自分たちの首を絞める**んです。だからこそ、どのチームも最後まで必死で1球に食らいつく。
「複雑すぎる!」と文句を言いたくなるルールですが、だからこそあんな奇跡のような熱いドラマが生まれるんですね。
次の準々決勝は、いよいよ負けられない一発勝負!計算機は一旦しまって、純粋に侍ジャパンを全力で応援しましょう!


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